意外と知らないカルシウム8つの知識
カルシウムは摂りすぎても大丈夫?
ところでカルシウムを多く摂り過ぎるとどうなるのでしょうか?
カルシウムには「骨」という貯金箱があります。
血液中に十分カルシウムがある状態であれば、あまったものは骨が調節してくれます。しかし、カルシウムの摂り貯めはできません。カルシウムの摂取量が不足し、血液中のバランスがくずれると、骨からカルシウムが溶け出す事で補われます。それが、頻繁に行われると骨粗鬆症や高血圧、動脈硬化などの病気を引き起こすことが知られています。
カルシウム摂取量の上限量は、厚生労働省がさまざまな試験結果をまとめ、取りすぎても問題が起きる事が非常に稀な事から2,300mg(男女、全年齢階級共通)としています。
摂取量がほとんどの世代で不足していることを考えると、カルシウム強化飲料やサプリメントによる一般的な補強であれば、カルシウムの目標量を毎日摂取する事が健康的な体を保つ上で大切です。
大切なのは血液中に充分なカルシウムがあることです。血液中のカルシウムを一定に保つためにも、一日に必要とされるとされるカルシウムを毎日定期的に摂取して下さい。